設計と建設での、データの役割：クリス・ラゼルの楽観的な見方

ボンド大学のビルディング・インフォメーション・モデリング・プログラムが提供する、
デジタル・トランジション・ポッドキャスト・シリーズ の、第50回目のエピソードでは、
dRofusの、Chris Razzell (クリス・ラゼル)が、建設業界におけるデータと、デジタル化の影響について、自身の洞察を共有し、未来に対する新鮮で楽観的な視点を提供しました。

アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼、グローバル最高収益責任者 (CRO)である クリス・ラゼルは、この業界で豊富な経験を積んできました。
彼は、イギリスでキャリアをスタートさせ、ヘルスケア設計のリーダー的存在である、Anshen+Allenの、いくつかの大規模プロジェクトや、当時、世界で最大のP3で知られる、
HOKに在籍中、Barts & Royal London Hospitalに携わりました。彼はベトナムに渡り、
そこで、建築家チームを外部委託の立場で管理し、カタール国立博物館などの象徴的な、
プロジェクトを共同で手がけました。2011年にシドニーに拠点を移し、Hassell 社で、
デザイン・テクノロジー・リーダーシップの職務に就き、2014年にdRofusに入社するまでは、
新技術の研究と導入に携わっていました。

クリスの洞察力と経験は、彼の専門知識と、建設業界にもたらす価値の証です。
データとデジタル化への彼の先進的なアプローチは、建設における、より効率的で、
持続可能な未来への道を開いています。

完全版はこちらから (英文のみ)

以下が、そのトップ3 の内容です：

1. 建設におけるテクノロジーとデータの役割：クリスは、建設業界においては、
   テクノロジーはもはや障害ではなく、課題なのは変化に対応する能力だと力説しています。
   彼は、デジタル・エンジニアリング、データ、AIが、建設業界の未来をより良いものに、
   変えていくと、信じています。
2. 優れたデータの価値：クリスは、スケジュール、予算管理、構造化された、
   情報の再利用と、いった観点から、優れたデータの重要性を強調しています。
   彼は、所有者は設計と、建設の段階でデータの価値を見出しているが、
   現在では運用段階でも、測定可能な価値を見出していると指摘します。
   これは、より効率的な建物と、運用コストのより良い管理に、つながります。
3. ヘルセ・ベルゲン病院のケーススタディ：ノルウェーのヘルセ・ベルゲン病院の、
   プロジェクトでは、BIMとデジタルプロセスを全面的に採用しており、建設現場は、
   ペーパーレスで行われました。 主要なマイルストーンであり、今では、dRofusと、
   Stream BIMを使って施設を運営しています。プロジェクトは、納期通りに予算内で完了し、施設の運営に必要なシステムの数を減らし、経費を節約してより良い結果を、
   得ることができました。